こんにちは。(^^)
今日は暑いですね~。
空気はちょっと秋っぽくなってきましたが
まだまだ暑い日が続くんでしょうか。。
本日も元気に営業中。ヘアーサロンアオキ 青木隆明です。
今回は、マニキュアのダブルカラーについて。
ヘアマニキュアは、毛髪表面に付着する直接染料。
原色そのままの鮮やかな色味が出せるのが特徴です。
黒髪に乗せると、赤ならば、うっすら赤いベールをまとった黒になります。
光にあたった時に、赤っぽく見える。
例えるなら黒い画用紙に赤い水彩絵の具を塗ったような感じですかね。
私が仕事を始めた26年くらい前は、黒髪にマニキュアを乗せるのが
けっこう流行っていました。
アルカリカラーに比べて髪の傷みも少ないのが利点。
でも、髪の表面に吸着する性質上、日に日に剥がれて
落ちて行きます。
ツヤも出て綺麗な仕上がりになりますが、若干 キシミを
感じる場合もあります。
トリートメントすれば、気にならない範囲かな。
現在は、ブリーチで髪の色を抜いてからマニキュアを
乗せて、鮮やかな色を出すのに使う事が多いです。
酸化染料の淡い色味と違い、はっきりした原色が魅力。
で、どのくらいブリーチしたら良いのか。
これが出したい色によって違ってくるのです。
先ほど例に挙げた画用紙に水彩絵の具を塗るのを
イメージして下さい。
黒画用紙だと、絵の具を塗っても、
ほとんど色が分からないですよね。
白い画用紙なら、塗った色が綺麗にそのまま出ます。
黄色い画用紙やオレンジの画用紙があって、
そこに赤を塗ると、けっこう赤く出来ますが、
青を塗ったらどうでしょうか、、。
ベースの黄色やオレンジに負けて青がハッキリ出ません。
これが髪のダブルカラーでも同じなんです。
赤系の色は、オレンジから黄色くらいまで脱色すれば
そこそこ綺麗に乗るんです。
色味が近いからですね。
で、反対に青とか、シルバー系などの寒色は、
ブリーチでホワイト手前くらいまで抜かないと良い色が
出てこないんです。
ブリーチ剤は、アルカリ度が強く、かなり髪に負担がかかるモノ。
当然 髪は傷みます。
ですので、髪の傷みを気にするならば赤系の色のほうが
お勧めです。
ホワイトや、青、シルバー等の色は、もう、傷みも覚悟の上で
やって下さい。毎日のトリートメントなど、お手入れも必須です。
パーマやカラーは、少なからずダメージは避けられないモノ。
ですので、計画的に髪の状態と相談しながら
スタイルチェンジして行くのが良いですよ。(^^)b
ダブルカラーなどは、市販の薬でも出来るんですが、
失敗すると無駄にダメージを負う事になりますので、
注意して下さいね。
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マニキュアのダブルカラー。。。
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